体臭の原因は汗に雑菌が付着することで起こりやすくなります
体には、体温調整や、体の中で発生した老廃物を排出するために、二種類の汗腺があります。
ひとつが体温調節を専門に行うもので、エクリン汗腺と言われるものです。
エクリン汗腺から発汗する汗は、同じ汗でも気になる臭いは発生しにくい性質ですので、洋服などを汚さなければ、それほども問題は発生しません。
もうひとつの汗腺であるアポクリン汗腺は、体から出る老廃物を排出するために、かなり臭いがきついものになります。
体臭の原因は、このアポクリン汗腺から発生した汗の中のアンモニアなどの有害物質に、空気中や皮膚などに存在している雑菌が結合することにより起こります。
そのために、そばにいる人を不快に感じさせるものとなる恐れがありますので、慎重に対策を行うことが必要です。
汗の対策としては、まずは清潔に体を洗うことであったり、デオドラント効果のあるスプレーなどを利用するという方法がありますし、体の中から汗の臭いの原因になる物質を抑制することのできるお茶の中に含まれているカテキンなどを頻繁に摂取することも効果的と言えます。
体臭の原因になるもうひとつの要因が、老化という避けられない現象です。
加齢により、若い頃にはなかった有害物質が発生することにより、40代に到達する年齢になる頃から、男女共に起こる老化現象の一つと言えますが、これらの予防にも、きちんとしたデオドラント対策が必要となります。
あまりにも気になるほどであるならば、病院に掛かり汗腺の数を減少させる施術を受けることで、改善も可能です。
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