「コレステロールのLDLはどうして悪いのか」

コレステロールという脂質は生体膜に含まれ、それを安定させたり、性ホルモン、副腎脂質ホルモンなどのステロイドホルモンの原料やビタミンDの原料にもなります。
また、血管の内側に張り付いて、血流から血管を保護する働きもあります。

一般的に私達は、コレステロールと聞けば悪者のように考えがちですが、その量が多いことが問題ではなく、それをコントロールする機能が低下することが問題なのです。

機能が低下することによって、コレステロールが必要以上に血管に付着してしまい、それが酸化して白血球が食べ散らかした死骸が固着したりして、動脈硬化の原因となります。

通常、私達は必要量の20パーセント程度しか摂取出来ないために、残りの分は体内で合成しますが、その時に活性酸素を発生させてしまうことも問題です。

LDLは、肝臓から体の組織に輸送する働きがあり、HDLは逆に、体の組織から肝臓に輸送する役目をしています。

LDLが140以上、LDLとHDLの合計値が240以上を高脂血症、HDLが40未満は底脂血症と呼ばれています。
最近では、このそれぞれの数値の高低そのものよりも、両者の比率の方がより重要であるとも言われています。

高脂血症を改善する方法にはいろいろあり、卵やいくら、いかなどのコレステロールを多く含む食品を食べ過ぎないこと、また、食物繊維やビタミンC、抗酸化作用のある食品を摂取したり、水泳やウォーキングなどの有酸素運動を積極的に生活に取り入れることなどがあります。

また、薬を利用する方法もありますが、急激な数値の低下はかえって健康を害する弊害もあるとも言われています。

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カテゴリー:コレステロール

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