うつ病が原因である不眠症の克服
うつ病の症状には様々なものがありますが、その中でも真っ先に解消したいのが不眠症です。
うつに陥っている時はどうしても些細なことが気にかかり、朝まで眠られないということが頻繁に起こります。
しかしながら眠られないことにより、さらに気分が落ち込み、ネガティブなことばかり考えてしまいがちになるので、うつ病から脱出するためには、まずこの不眠症を克服しなければなりません。
眠ることにより体は休息出来、体が休まることで精神にも良い影響を与えてくれます。
眠るためには思い切ってしばらく会社を休むことが良いでしょう。
有給休暇がたくさん余っていれば、職場の上司に事情を話し、まずそれを使いゆっくり休息をとるようにし、次の日も休みだと思えば睡眠も取りやすくなります。
休みを取るのは2週間が目安ですが、それでも睡眠がとれないようであれば、医師に相談して診断書を書いてもらい病気休暇を取るのが良いでしょう。
医師に不眠であることを言えば、睡眠導入剤を処方してくれます。
また、睡眠を継続させる薬も処方してくれますので、眠る前に内服すれば比較的早く睡眠に入ることができ、睡眠を継続させる処方薬により朝までぐっすり眠ることができます。
うつから解放されるにはとにかくまずは眠ることです。
病気なのですから罪悪感を感じる必要もありません。
以前に比べてうつに対する認識も変わってきており、自分が考えているほど職場の人は迷惑だとは思っていません。
むしろお互い様だと考えてくれる人の方が多いので安心して休みをとり、まず不眠症から克服していきましょう。
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カテゴリー:不眠症