老舗西川の羽毛布団が他社よりも良いと言われる理由
寝具といえば西川というぐらい、老舗中の老舗といっても過言ではありません。
その歴史は室町時代にまで遡ります。
初代仁右衛門は若干19歳にして、蚊帳や生活用品の販売にて開業しました。
寝具の販売に取りかかったのは、19世紀後半のことです。
今でも様々な分野に進出していますが、その中核が布団であることに変わりはありません。
寝具の中でも、最近では誰もがその暖かさを体感しているといってもよいのが、羽毛布団です。
羽毛布団とは、詰め物にガチョウや鴨などの水鳥の胸のあたりに密生する綿羽を指すダウンを50パーセント以上使用した布団のことで、50パーセント未満になると羽根布団と区別されます。
そして、これらダウンは、外気の温度に応じて自然に開いたり閉じたりするのです。
寒い時は広がり空気を含み、暑い時は詰まって空気の流れをよくします。
また、汗などの湿気を吸い取り外へ拡散する特性もある為、冬は暖かく、夏は爽やかだと言われています。
なお、ダウンの中でもガチョウが一番で、それもマザーグースが一番の品質、更には寒い土地で育ったものほど保温性が高いです。
ダウンの質と小羽根との混合率でグレードが決まりますが、品質の良さでナンバーワンといわれる西川は、原毛の種類や産地の他にも、加工方法や側生の素材、また、キルティングなど全ての工程に徹底しているのがその理由だと言えるでしょう。
また、海外で洗浄圧縮梱包された羽毛のみを使用している他社製品と比較すると、産地で直接買い付けた原毛を乾燥除塵、水洗、脱水などの工程を用いて使う所が大きく違っています。
種類も豊富で、クールタッチと言われる夏仕様のウォッシャブルなものなら1万円強で購入できます。
標準的なものから何百万円となる高級なものまで、その商品の幅広さも他社との比較で勝っています。
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