日本の健康食品協会の代表が日本健康栄養食品協会
日本の健康食品や栄養食品などの情報の収集や調査、研究を行うとともに、これらの知識の普及につとめている公益法人が、日本健康栄養食品協会です。
以下、健康食品協会と略称します。
食品の多くは何らかの形で加工が加えられ、また、添加物などが使用されている場合が多いために、本体となる食品群に、どの程度の栄養が含まれているかを調査することが必要となります。
対象となる食品には、健康補助食品、特定保健用食品、栄養機能食品、特別用途食品などがあります。
一般的に知られているのは、健康食品協会のJHFAマークという認定健康食品マークでしょう。
これは、健康補助食品や栄養補助食品、あるいはサプリメントに関して、成分表示にあるような栄養成分や有用成分が入っているのかどうかが確認され、また、一般細菌や大腸菌検査なども含めて行った結果を、認定健康食品認定審査会という、医学および栄養学の専門家から構成されている審査会で審査を行うことで認定が下りるものです。
健康補助食品の安全性が専門家の立場から保証された印として、このJHFAマークをつけることが許されます。
なお、健康食品とは、栄養成分を補給し、または特別の保健の用途に適するもの、その他健康の保持および増進、健康管理を目的として摂取される食品を指します。
一方、特定保健用食品とは、消費者庁が許可した、特定の保健用途に有効性が認められた食品をいい、トクホと称されているものです。
また、特別用途食品とは、特別の用途に適すると国が許可した食品を指しており、栄養機能食品とは、ビタミンおよびミネラルの補給のために利用される食品で、栄養素の機能を表示するものを指しています。
これらの違いを認識しておくと、さらに安心して日常に健康食品を摂り入れられるでしょう。
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