健康食品の安全性はインターネットで確認ができます
健康食品は、近年の健康志向ブームで健康維持や健康増進に役立つものとして宣伝されていますが、日本の法律では、口に入るものは食品か薬と分類されていて健康食品というカテゴリーはなく、法律上は食品の分類に入ります。
保健機能食品制度が1991年に定められ、国の定めた規格や基準を満たす食品に関しては、保健機能を表示する事ができるようになり、特保(トクホ)という言葉をコンビニやテレビのCMなどで耳にする機会が増えました。
しかし、これは科学的根拠を機関に提出して表示の許可を得た特定保健用食品や、特定の栄養素を含んでいて基準を満たしていれば表示が可能になる栄養機能食品があり、これらを健康食品と表現しています。
この食品は一般の小売店でも取り扱う事ができるので手軽に購入できますが、健康の為の食品といっても、摂取の仕方や容量、用法は守って利用する事をお勧めします。
サプリメントというと体に良さそうなイメージがありますが、実際にアメリカの大学教授や医師たちは、ビタミンやミネラルなどのサプリメントは、十分な栄養を取っている人にはむしろ害になる可能性があるという研究結果を発表しています。
では、健康の為の食品なのに安全性を確認するにはどうしたらよいかというと、インターネットで簡単に調べる事が可能です。
独立行政法人国立健康栄養研究所では、健康食品の安全性や有効性情報というデータベースを公開しています。
例えば、話題の食品や成分についての情報や基礎知識、素材別に検索できるデータベースなどもあり、また、被害があったものに関しての情報も提供しているので、安全性を確かめてから使用しましょう。
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