非必須アミノ酸であるシステインの育毛効果
シスチンとは、必須アミノ酸であるメチオニンから肝臓で生成され、頭髪・爪・肌のケラチンなどを構成する非必須アミノ酸です。
シスチンは肝臓を有害物質から保護し、組織や脂質の酸化を防ぐ働きがあり、また、システインとも呼びます。
シスチンは育毛という観点から見て重要な栄養素と言えます。
髪はケラチンよって構成されているため、そのケラチンを形成する必須アミノ酸シスチンを摂取することは、いわば髪の原材料を摂取しているということだからです。
シスチンが不足すると、髪がすぐに切れたり抜けたりするなど、抜け毛や薄毛の原因となってしまいますが、アミノ酸は、体内で合成できない必須アミノ酸と、体内で合成が可能である非必須アミノ酸の2種類に分類されており、このうち必須アミノ酸は食事やサプリメントによって摂取する必要性があります。
一方、非必須アミノ酸は普通の生活をしていれば不足することはありせん。
しかし、シスチンには飲酒によって体内に増加した有害物質アセトアルデヒドを代謝する働きがあるため、飲酒によって消費されることとなり、また、シスチンは長時間のパソコン、ゲームなどによって網膜に負担がかかったときにも消費されます。
つまり、シスチンは飲酒やパソコン、ゲームなどのごく一般的の娯楽行為によって大量に消費されてしまう栄養素なのです。
飲酒の習慣がある方や、仕事でパソコンを使用する方、趣味でゲームをプレイする方などはそれだけ多くのシスチンを消費しているということになるため、体内の合成のみに頼ることなく、シスチンを意識的に摂取する必要があるのです。
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カテゴリー:育毛