バイクユーザーも任意保険に入った方が良い理由
自賠責保険は加入が義務付けられている強制保険ですが、保険金額は限られ、相手を怪我させたケースでも最高120万円しか支払われません。
一説によると、バイクの運転者の大半が自賠責保険のみで、任意保険に加入していないと言われています。
これが事実であれば、非常に恐ろしい状況です。
バイクの免許は16歳から取得可能で、運転者の年齢が比較的若い層のせいか保険に関する知識が少なかったり、保険料が高額のため自賠責のみの加入であったり、バイクを自転車の延長のような感覚で乗っている人が多い事から、任意保険の加入率が低いと考えられます。
しかし、実際は事故で大怪我をして重い後遺症が残ったり死亡してしまう事は珍しくなく、自賠責の保険金だけではまかない切れないケースも多々あります。
任意保険に加入していないバイカーが事故を起こしたケースでは、賠償金が用意できなければ大変な事態に陥る危険性が考えられます。
手持ちの私財で支払えればいいですが、財産がなければ、給料などから生涯に渡って延々と支払うことになります。
さらに、自分自身が怪我を負っても搭乗者損害保険は使えないので、治療費や生活費等は自腹で対応しなければなりません。
保険はバイクにかけるのではなく、対人対物、運転者自身にかけるものです。
バイクをどんなに安く購入しても、高いバイクを購入しても事故の確率は同じであり、賠償責任を問われて高額な費用を請求される確率は変わりません。
自分自身でまかない切れない支払いを請求されない為にも、自分自身の為に任意保険への加入をお勧めします。
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