地震による火災も補償される火災地震保険に加入する
火災や落雷、洪水といった状況を補償してくれるのは火災保険ですが、地震によって発生した火災や洪水などの場合は実は補償範囲には入っていません。
地震のような急な災害で火事が起こったり、建物が損壊したりという事態は十分あり得ます。
そんな時にお勧めなのが、火災地震保険として、火災保険のオプションとして地震保険にも加入しておくことです。
この地震保険にも入っていれば、地震が起因となって発生した火災や洪水なども補償されます。
補償の範囲になっているのは居住用の建物であることが大原則で、店舗やオフィスといった用途で使っていた建物は補償の対象外です。
また、家財もこれに同じで、居住用の建物内の家財に損失が出た場合は補償範囲ですが、貴金属・骨董で1つ当たり30万円を超える物や通貨、自動車などは、居住用であっても対象からは外れます。
保険料に関しては、火災保険ですと会社によって掛かってくる料金は異なりますが、地震保険は建物の構造や所在地で決定されるため会社ごとの保険料に差はありません。
例えば、北海道に所在地があり建物が鉄骨造・コンクリート造なら6,500円、木造建物でしたら12,700円、東京都なら鉄骨造が16,900円、木造が31,300円となります。
これは、平成26年6月現在の保険金額1,000万円に当たり、保険期間が1年ごとに掛かる場合の料金です。
47都道府県を1等地から4等地までグループ分けしており、地震の発生率が高く見込まれている地域や予想被害額の大きい場所ほど保険料は高く設定されています。
地震による被害から建物や家財を守るためにも、火災地震保険として一緒に加入しておくと良いでしょう。
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