北海道ではシラカバの花粉飛散多く、せきが出る花粉症が見られます

北海道と本州の花粉飛散と大きな違いはスギが非常に少なく、シラカバを中心としたカバノキ科の飛散が多いことが理由です。
多いのは、4月~5月のカバノキ科、6月~7月のイネ科、8月~10月のヨモギなどで、特にシラカバの花粉飛散は多いので、シラカバ花粉症の人がたくさんいます。

スギに比べ、鼻、眼の症状はあまりひどくはありませんが、次の二つの特徴があります。
まず一つは、リンゴ・モモ・サクランボなどのバラ科の果物を食べて、口の中がかゆくなったり唇が腫れたり、のどがかゆくなったりする果物過敏症を合併するのが特徴で、ひどい場合呼吸困難などになったりするので注意が必要です。

もう一つは、花粉症状がおさまっても、せきが出る事です。
気管支の粘膜が過敏な状態になり、発症をきっかけとしてひどいせきになる事がよくあり、シラカバ花粉の飛散の時期に咳がひどい場合、花粉症によるせきか、鼻水が喉に落ちてきたためのせきかを区別して治療しなければなりません。

肺結核、肺炎、ぜんそくの場合との区別も必要で、胸部写真や肺機能検査を受けて適した治療を受ける必要があり、また、北海道は広大であるため、地域によって花粉飛散の状態もかなり異なります。

ヨモギは飛散数にさほど差はありませんが、イネ科、オオアワガエリなどは北方ほど飛散数が多く、シラカバは札幌、旭川、函館の順であり函館の飛散は札幌の10分の1程度です。

スギはほとんど函館で飛散を認めるのみであり、札幌ではわずかに認められるだけで、函館のスギの飛散も本州の平均の半分程度です。

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カテゴリー:花粉症対策

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