花粉症の原因になるブタクサとは?
ブタクサは、北アメリカ原産の1メートルほどの高さになるキク科の植物のことで、秋に症状が出る花粉症の原因になっています。
開花は7月から10月頃で、日本ではスギやヒノキに継ぐ花粉症患者の多い植物だと言われています。
アメリカでは、5%から15%の人がブタクサが原因の花粉症を発症しているそうです。
スギやヒノキは3月前後ですが、これが落ち着いた7月頃から飛散しますので、花粉症に悩む人にとっては困りものです。
症状は9月頃に多くなり、木の花粉が春、草の花粉が秋ということになります。
7月頃にはイネの花粉も飛散しますので、体にアレルゲンが蓄積されストレスも溜まっているため、ブタクサの頃には症状が重くなることがあります。
花粉症とは、花粉が喉や鼻の粘膜に触れることで、体内から排除しようとヒスタミンが分泌され、異物侵入を検知して粘膜や血管を刺激することから、くしゃみや鼻水、目の痒みなどの症状を誘発します。
花粉は体の中に入ると、アレルギー反応を引き起こします。
ごくまれに、一度にたくさんの花粉が体内に侵入するとアナフィラキシー衝撃症状というものを起こし、呼吸困難に陥ることもあるため注意が必要です。
花粉症が重度な人や喘息を持っている人は、極力ブタクサには近づかないようにしましょう。
また、対策ツール(マスクやメガネ)を上手く使ってしのぎましょう。
スギ花粉やヒノキ花粉の情報は天気予報等でも発信されていますが、実はブタクサに悩む人も多いのです。
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