花粉症を食事で治そう!
花粉症はI型アレルギーで、年々患者数が増加しています。
I型アレルギーとは即時反応型のもので、原因となる物質は様々ですが、主に花粉が粘膜に付着することで、鼻水、鼻づまり、目が痒くなる、涙が出る、くしゃみが出る、のどがいがいがする、などの症状が現れます。
IgEという抗体が過剰に反応することでアレルギー症状を呈するわけですが、対処法としては、原因を取り除き接触を避ける、過剰な反応を抑える、原因物質を安全なものとして体が認識するようにする、などの方法があります。
原因を取り除く方法としては、空気清浄機や静電気を利用した集塵器、マスクや鼻に着けるフィルター、塗り薬による保護などがあります。
過剰な反応を抑える方法としては、抗ヒスタミン薬などで反応を抑える方法や、スイッチとなるIgEを調節するために腸内環境を整えるなどの方法があり、ヨーグルトや甜茶、紫蘇の実油などを摂取する方法はこれに当たります。
原因となる花粉などを、体に安全なものとして認識させる方法として、免疫療法(減感作療法)があります。
アレルギーの原因物質を注射や内服することで徐々に慣れさせる方法ですが、花粉のアレルギー反応を示す部分を利用して食品に加えることで、食事によって治療を行うという方法も開発されてきました。
普段の生活の中で徐々にアレルゲンを摂取することで、体はアレルゲンを無害なものとして認識するようになっていくという方法です。
これらの方法は必ず医師の指導の下で行う必要がありますが、花粉症で苦しむ方には朗報と言えるでしょう。
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