実例もある花粉症が治ったリノール酸除去の食事
日本の食卓が欧米化した影響で花粉症患者が増えたひとつの原因に、油の摂り過ぎがあります。
もともとヘルシーな和食文化だった日本人が、急に油脂類たっぷりの食事に変化したことにより、アレルギーの原因となる「オメガ6」に分類されるリノール酸が体に多く摂りこまれ、多くの患者が発生しました。
リノール酸は生命活動を維持する為に必要な必須脂肪酸ですが、通常の食事で十分に摂れるため、過剰に摂取する必要はありません。
しかし、現在市販されている油のほとんどがオメガ6系で、リノール酸は血中コレステロールを下げるという1950年代の米国の研究報告が長い間信じられ、それに分類されるひまわり油・コーン油・サラダ油などが現在も大量に販売されているだけでなく、マヨネーズやドレッシングもこれらがベースとなっています。
元々人間はこの6系としそ油や亜麻仁油に代表されるαリノレン酸のオメガ3とが逆の作用をし、バランスを取り合って体を維持してきました。
しかし、現在の日本の食卓はアレルギーを抑制する3よりも促進する6の方に偏っています。
これを解決するには、調理油にはアレルギーの改善と促進に対して中立の立場であるオレイン酸のオリーブオイルを使用し、揚げ物など油物の摂取はなるべく控えることです。
実際に例のある花粉症が治ったリノール酸除去の食事は、納豆やキムチなどの発酵食品と、腸内の悪玉菌が排出する有毒物質を撃退する善玉菌を増やす穀物・イモ類・豆類・野菜や果物・海藻、脂肪酸であるアラキドン酸の作用を中和する魚をベースにした献立となっています。
花粉症は薬だけでは治りません。
食生活を変えて初めて改善が望めるのです。
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カテゴリー:花粉症対策