花粉症による肌荒れと対策について
日本人の5人に1人がスギ花粉症だと言われています。
その症状は、くしゃみや鼻がムズムズして痒かったり、また、目の痒みなど肌荒れとは直接的に関係のないものばかりですが、最近は花粉症が原因の皮膚炎のスギ花粉皮膚炎にかかる人が増えています。
主な特徴として、まぶたが赤くなりカサカサしたり、花粉の付きやすい顎周辺や顎から首にかけて痒くなったりします。
原因は肌の乾燥によるバリア機能が低下した状態にあると考えられ、肌が疲れてしまっている時に過度のスキンケアをするのは危ないですが、何もしないままでいると、バリア機能がある肌から内部へと水分が蒸発してしまい、さらに乾燥が進行してしまいます。
ですから、水分補給と保湿の最低限のケアで、肌の元気を取り戻す必要があります。
肌に刺激を与えないケアは、もし、今まで使用していた化粧品が刺激を感じるようであれば、ナチュラルコスメなど刺激の少ない製品に切り替えてみましょう。
化粧水によく使われているアルコールは刺激になる事が多いので、肌バリアが低下している皮膚には避けた方が無難です。
お勧めは保湿成分のセラミドが配合された化粧水で、それは、セラミドが肌に元々あるバリア機能を助ける成分だからです。
失ったセラミドを補給する事で肌の再生を助けてくれ、化粧水をした後は出来るだけホホバオイルやマカダミアナッツオイルといった、人の皮脂に近い構造を持つオイルやクリームで保湿します。
ナチュラルコスメで肌が健康を取り戻したら次はUVケアで、紫外線はシミ・ソバカスの原因となるだけでなく、肌荒れの原因でもあるので注意が必要です。
適切なスキンケアを心掛けて、花粉症に負けない肌作りをしていきましょう。
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