血圧を下げる食事療法では、ナトリウムの摂取量を減らし、カリウムの摂取量を増やす事が大切です
血圧とは、人間の場合左心室から大動脈弁を出た直後の大動脈内圧を指します。
この圧が高く、高血圧と呼ばれる状態になる事があり、数値が上がってしまう原因はいまだにわかっていない事が大部分で、現在でも研究の段階です。
個人でできる数値を下げる方法は2つあり、食事療法と運動療法です。
ここでは食事療法を説明しましょう。
食事療法で最も知っておきたい事は、ナトリウムとカリウムの情報を得ておく事です。
ナトリウムとカリウムは切っても切れない関係で、細胞内にはナトリウム・細胞外にはカリウムが豊富に存在しており、通常は一定の状態に保っています。
ナトリウムを多く摂りすぎると細胞内のバランスが悪くなり、心臓の動きが活発になりすぎる事で血圧を上げる要因になってしまっています。
その際にはナトリウムの摂取量を減らす事と、カリウムの摂取量を増やす事が大切です。
ナトリウムの多く含まれている食品は、醤油・味噌といった調味料をはじめ、加工食品やインスタント食品にも多く含まれています。
ご飯の友である、梅干し・たくあん・福神漬といった漬物にも多量のナトリウムが含まれており、食べる量を抑える必要があります。
カリウムが多く含まれている食品は、野菜全般であり芋類・豆類・魚介類・果物類にも多く含まれているので、例えば、味噌汁を食べたい場合は野菜たっぷりの味噌汁にすると良く、効率的に摂取できます。
調味料は、だしや酢の活用で摂取量を減らす努力をしていきましょう。
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