年齢が血圧に及ぼす影響について
普段から血圧を測定して自分の平均値を把握しておくことは、自分の健康管理をしていく上でとても重要です。
この値は様々な健康状態を表していて、特に高い状態を持続していると後に重篤な疾患や命の危険に関わるような状態を引き起こすことがあります。
その代表例に、脳内出血などがあります。
値が上がりすぎることによって血管の壁への抵抗が強くなりすぎ、血管が破れて出血してしまうのです。
そのため、普段から異常に高い値になっていないか把握しておくことが必要になります。
値が上昇する要因には生活習慣が影響している場合と、年齢の変化として起こってくるものとがあります。
生活習慣が影響しているものでは、食事では塩分が多かったり、激辛の調味料など刺激物となる食事を繰り返している場合が考えられます。
また、たばこや過労、ストレスも要因の一つです。
しかし、これらの生活習慣から引き起こされる高血圧は、普段の生活を見直して改善することで予防出来たり、改善することも出来ます。
その一方で、人間であればどうしても避けることのできない高血圧があり、それは老化によるものです。
どれだけ日常生活に注意して節制した生活を送っていても、年齢を重ねるごとに血管の壁は老化していきます。
血管の壁が老化していくと、血液を全身に回すポンプの働きも低下し、そうなると心臓からもより力をかけて血液を送り出さないといけなくなります。
これらの要因からどうしても年齢が高齢になると、高血圧になってしまう傾向があります。
しかし、若い時から生活を気を付けるよう心掛けていれば、生理的な上昇として重篤な疾患を引き起こすことはないので、普段から血圧を上昇させないような生活を送ることはとても重要です。
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