健康に役立つ定期的な血圧検査
血圧検査は、高血圧やそれに伴う脳卒中、また、心臓病などの合併症の早期発見を目的としており、健康診断などにおいて経験された方も多いでしょう。
血圧の正常値は最高血圧が140mm/Hg以下、最低血圧が80mm/Hg以下とされていて、それ以上の場合は高血圧と判断されます。
最高血圧とは心臓が血液を送り出す為に凝縮した状態の数値であり、最低血圧は心臓が最も広がった状態での数値を示しています。
数値が高い状態のままに推移してしまうと、脳梗塞や脳出血、また、狭心症や心不全のリスクが高まります。
逆に低血圧と判断された場合には、めまいや頭痛、耳鳴り、肩こりなど様々な症状が出やすくなります。
このような症状を事前に予防する為にも、血圧検査は欠かせません。
病院での測定には良く水銀式測定器が用いられますが、最近は家庭でも簡単に測定できる機器も販売されています。
その中でも使用しやすいのは電子血圧計で、上腕式、手首式、指式などがありますが、一番手軽なのは指式です。
指に巻きつけるだけで簡単に測定でき、場所を選ばずに携帯にも便利です。
電子式の中にはメモリー機能やプリンターが付いているのもありますので、自分にあった測定器を入手しましょう。
血圧は時間帯や状況によっても上下しますが、一般的には朝夜各一回の測定で、同じ時間帯が良いとされています。
また、測定箇所は心臓と同じ高さで測定をします。
データを記録しておくことも大切で、医療機関にかかった場合など医者からの適切な判断を仰ぐ事ができます。
血圧検査は気軽に行う事ができる健康への第一歩なので、日常生活に取り入れてみませんか。
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