黒酢の郷から生まれた福山黒酢の芳醇なまろやかさ

黒酢の元祖「壺作り黒酢」があるのは、鹿児島県の黒酢の郷として名高い福山町だけです。
福山町は桜島の北東に位置し、前に錦江湾の大海原、背に桜島の火山灰によるシラス台地の急斜面をひかえた風光明媚な地にあり、温暖な気候に恵まれ、黒酢の原料である良質な米ときれいな湧水に恵まれた黒酢造りには最適の町です。

酢は、通常室温湿度などの管理された工場で生産されますが、福山黒酢は、屋外醸造場に並べられたアマン壺と呼ばれる壺の中で造られ、自然の管理下に置かれます。

黒酢が別名壺酢と呼ばれる所以がここにありますが、四季の変化に富んだ環境の中で、伝統の芳醇でまろやかな黒酢に仕上げるのが、黒酢造りの名人黒酢杜氏です。

この壺造り醸造による製法は世界でも唯一といわれており、黒酢杜氏の経験と職人感覚による伝統製法であり、それは200年前の江戸時代の竹之内松兵衛にさかのぼります。

この伝統の黒酢は、屋外の壺のなかで醸造されるため、一般的な酢よりも長い醸造期間が必要となり、平均的な期間は半年から一年と言われていますが、品種によっては、二年から五年という長期熟成のものもあります。

ワインやウイスキーなどと同じように、長期間熟成が進んだ黒酢は味や香りの円熟度が増し、香り良く美しい琥珀色で、味はまろやかで芳醇です。
福山町では、町のいたるところで壺畑を見ることができ、それは壮観です。

また、福山町は鹿児島県指定文化財にもなっている夫婦イチョウが有名な黒酢の郷でもあります。

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カテゴリー:黒酢

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