自動車保険は等級を引き継いで名義変更できるのか
自動車が必要なくなった場合には、親族間でも他人でも譲渡し名義変更することができるようになっていますが、今まで加入していた自動車保険はどのような扱いを受けるのでしょうか。
保険を等級も一緒にそのまま引き継げれば保険料で有利になるので、できるだけ引き継ぎたいところです。
自動車保険も名義変更して引き継げますが、引き継ぐためには一定のルールに従う必要があり、条件を満たさなければ引き継ぎは不可能となります。
自動車の譲渡にはさまざまなケースがありますが、一般的には同居中の家族に譲渡することが多く、その場合には保険を等級と一緒に引き継げます。
内縁関係も含む配偶者間での変更や、親や兄弟など同居中の親族間での変更、個人で契約していた保険を法人化に伴い法人として契約変更する場合、法人契約していたものを個人に変更する場合には、契約時に等級を引き継ぐことができるようになっています。
等級を引き継ぐ場合の注意点としては、7等級以上の等級である点がポイントです。
保険の契約は6等級からスタートして、事故などにより等級が下がり保険料が上がってしまうので、1等級から5等級の保険を引き継いでしまうと新規加入するよりも保険料を余計に支払うことになりますので、7等級以上の保険であることを確認する必要があります。
1等級から5等級の場合には保険契約を新たに組んだ方が良いです。
7等級以上で引き継ぎを行う場合には、車両の名義の変更と保険契約者の変更、記名被保険者の変更の3つをしておく必要があります。
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