就職活動時と採用通知後の健康診断
会社によってまちまちですが、一般的に新卒を対象にした求人の場合、選考の段階で健康診断の結果を要求してくるところが多くあります。
大学には、保健センターといわれる施設がありますので、そこで1年に1度、たいてい4月が多いのですが、定期的な健康診断を実施し、学生の健康管理を行っています。
その結果を申請して、就職活動の際には利用するケースがほとんどですが、受診を忘れていた場合がやっかいです。
病院によっても違いますが、検査にかかる費用と証明書を発行する費用で6,000円から10,000円というのが相場となっています。
この証明書をコピーする訳にはいきませんので、例えば10社に応募しようとした時には、かなりの金額となります。
大学の保健センターでは1枚100円で発行してくれるところもありますので、金額の開きは相当なものです。
また、即日の発行で、窓口ではなく機械での発行となりますので、急いでいる場合にも十分対応できます。
就職活動を控える3回生、4回生の学生さんは、学校で受診することを忘れないでおきましょう。
なお、実際に内定の採用通知をもらい、雇用する際の健康診断の結果が欲しいと言われた場合は、検査項目が違ってきます。
労働安全衛生法で定められた項目となり、身長、体重、腹囲、視力、聴力の他、胸部X線や血圧、糖や中性脂肪や肝機能を対象とした血液検査、尿検査、心電図が必要になります。
また、3ヶ月以内に受診したものが有効となりますので、この点もご注意ください。
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