国民健康保険の加入者は健康診断を受けましょう
国民健康保険は社会保障制度の一つで、この加入者が怪我をしてしまった、病気になったなどの場合に、必要な医療費が支払われる制度です。
75歳以上の方や生活保護を受けている方など、いくつかの要件に当てはまる場合を除いて、年齢や国籍を問わず、国内に住所がある方は、必ず何らかの健康保険に入らなくてはいけません。
そして、市区町村が運営をしており、加入や脱退といった手続きは住所が登録されている場所で行われ、また、それぞれ住んでいる地域によって保険料も多少異なります。
さて、こういった特徴を持つ国民健康保険ですが、2008年より、40歳以上74歳未満の加入者を対象とした健康診断である特定健康診査が始まっています。
この健康診断では、メタボリックシンドローム、通称メタボに重きを置いて、その要因となる肥満や高血圧などの生活習慣病を予防し、メタボに繋がる予備軍を減少させる為に行われる健診です。
どのような内容かと言うと、身長や体重、腹囲といった身体計測や、中性脂肪や血糖値を見る血液検査、医師による問診などの項目となっています。
また、医師の判断で必要と認めた場合には、貧血検査、心電図、眼底検査も行われます。
健診により異常が見つかったり、予備軍と判定された際には、医師や保健師、管理栄養士から、生活習慣病の予防と解消のための支援があります。
こうした健診にかかる料金は、住む地域により無料の所もあれば、受けるのに料金が必要な地域もあるので、前もって確認しておきましょう。
様々な恐ろしい病になる前に、あるいはならない為にも、該当する方は受診することをお勧めします。
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