ミネラルウォーターの硬度と成分について
ミネラルウォーターに含まれている成分は、カルシウム、カリウム、マグネシウム、ナトリウムが代表的で、バナジウムやサルフェートが含まれているものもあります。
これらの成分によって風味が変わるため、似たような水でも飲みやすかったり飲みにくかったりします。
ミネラルウォーターは、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルがどの位含まれているかによって硬度が決まります。
硬度の一般的な総称として、1リットル当たり300ミリグラム以上を「軟水」、1リットル当たり100ミリグラム以上300ミリグラム未満を「中硬水」、1リットル当たり0から100ミリグラム未満の場合を「軟水」に分類しています。
それに対して世界保健機関の基準では、硬度が1リットル当たり120ミリグラム以上を硬水といい、1リットル当たり120ミリグラム以下を軟水としています。
日本の水はその多くが軟水ですが、北米やヨーロッパなどには硬水が多く、これは、国によって地殻物質や地層に浸透する時間が違うことが関係していることに寄るものです。
ミネラル分の少ない軟水は、料理に使用しても風味を損ねない癖のなさが特徴ですが、硬水に慣れ親しんだ国の人にとっては物足りない味かもしれません。
それに対して硬水は飲み慣れない日本人には重く、苦味や渋味が飲みにくいと感じる人もいます。
また、硬水でも含まれているミネラルイオンのバランスによって飲みやすいものもあります。
美容や健康のために硬水を飲もうと考えている人は、成分を確認して少しずつ慣らしていくことをおすすめします。
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