さまざまな原因から起こる、抜け毛とは
入浴時の髪を洗っている時や朝起きた時、髪をとかしている時に気になったことがありませんか。
そう、抜け毛です。
男女問わずこの悩みを感じたことがある人は多いと思いますが、一言で抜け毛と言っても、さまざまな原因や種類があることをご存知でしょうか。
そもそも人間は、普通に日常生活をしているだけで、1日平均50本から100本の髪が抜けています。
この数字を聞くと一瞬びっくりしますが、これはあくまで平均で、中には200本抜ける人、50本しか抜けない人もいるのですが、どちらも健康上、問題ない数字です。
また、季節の変わり目になると抜ける量が増えると感じる人も多いのですが、これは通説では、動物の冬毛が増える前に夏の毛が抜ける現象の名残でありこれも健康上問題ありません。
そして一番多いのは、ホルモンの影響によるものです。
男性ホルモンの影響を受けやすい場所は、前頭部と頭頂部であり、分泌が多くなると薄くなる傾向があります。
最近では男性に限らず、女性の薄毛も問題にされますが、これも、ホルモンの影響で、女性ホルモンが減り、バランスが崩れてくることによるものです。
ここまでは、健康上問題のないものでしたが、健康上問題のあるものとしては、脱毛症と呼ばれるものがあります。
それには、身体の病気や過度なダイエット、薬剤によるものなど、さまざまな要因があるのですが、一時的でなく、長く続く症状などの時は、まずは早めに皮膚科の受診をお勧めします。
身近な問題ではありますが、「たかが抜け毛」と思わずに、自分の体調について振り返り考えるきっかけとして覚えておきたいことの一つです。
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