抜け毛の量や質で病気をチェック出来ます
脱毛症とは、本人が生える事を期待していた毛髪が、生えなくなった状態の事です。
男性型・女性型・脂漏性・老人性・円形・薬剤投与によるもの・瘢痕(はんこん)性・産後等の種類があり、精神疾患の抜毛症もあります。
抜け毛が多くなったというだけでは病気とは診断されませんが、少しだけ抜けるなら単なる体調不良の場合がほとんどで、原因はストレスや運動不足、偏った食事、睡眠不足、不規則な生活です。
また、頭の掻き過ぎでも頭皮が傷付くので抜けやすくなります。
生活習慣を見直して、掻き癖を止めて改善してみましょう。
大量に抜ける場合は、男性型の進行期や円形の急性期等が当てはまり、毎日千本以上抜けます。
また、うぶ毛(軟毛)が抜ける場合でも男性型に当てはまります。
2~3ヶ月続いて大量に抜ける場合は、皮膚科を受診する事をお勧めします。
抜けた毛の状態で病気を見分ける事が出来ますが、その時、無理に抜いた毛ではなく、自然に抜けた毛を見て判別します。
まず、毛が太くて毛先が丸いのは、病気の可能性が無く正常です。
頭皮が赤くなって油っぽい状態ならば、脂漏性が考えられます。
毛が細い、毛先が尖っている、切れ毛がある場合は、この状態に該当する男性で生え際や頭頂部から進行している人は、男性型の可能性が高いです。
この状態に該当する女性で、髪全体が薄い人は女性型、円形に広がる場合は円形、55歳以上で髪全体は老人性の可能性が高いと考えられます。
自分でチェックして、生活を見直すきっかけにしましょう。
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