抜け毛の原因となっている病気の種類
40歳、50歳と年齢を重ねるごとに抜け毛や薄毛にはなりやすいものですが、抜ける量が多い場合は、もしかしたら病気が原因で起こっている可能性もあり得ます。
例えば男性型脱毛症は、おでこの生え際や頭頂部あたりの髪の毛が抜けてしまい、生えてこなくなります。
剃り込み部分が後退していくM字型、額の真ん中から頭頂部にかけてなるU字型などのパターンがありますが、これは、ストレスを感じていたり食生活の乱れや皮脂の過剰な分泌といった様々なことが原因と言われており、一つ一つが徐々に積み重なっていくと髪が抜けていきます。
また、円形脱毛症は、頭髪の中に10円玉程の形をした円形の脱毛部分が見られる症状で、少しずつこの部分が大きくなっていくのが特徴です。
精神的な負担やアトピー性皮膚炎などのアレルギーを持っていること、遺伝などが発症してしまう要因に挙げられます。
そして、10代や20代といった若い世代に多く聞かれるのが若年性脱毛症で、症状は主に抜け毛が多く、髪が細くなっていきます。
昼夜逆転の不規則な生活や偏った食事などによってホルモンバランスが崩れ、こうした状態が発生していることが多いです。
健康な人の抜け毛の本数は、一般的には1日60本から100本前後と言われていますが、量が多いとこのような病気の可能性も否定出来ません。
要因となっている環境の改善を行うのは良い方法ですが、不安な時は髪のプロ、いわゆる専門の医療機関を訪れて診てもらうのがお勧めです。
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