カルシウムをサプリメントで摂取する際のポイント
カルシウムは、人体の中では主に骨や歯に存在している成分で、タンパク質の代謝やホルモンの分泌、血液の凝固、神経及び筋肉の興奮の調節などにも関わっていますが、日本人にとっては不足しがちな栄養素であるとも言われています。
不足すると、くる病や骨粗しょう症の原因となったり、神経の興奮が抑えられずにイライラしやすくなったりし、加えて、高血圧や動脈硬化を引き起こす元となったりもします。
そして、骨はカルシウムの貯蔵庫の役割も担っており、体内で必要な分は骨を溶かして血液中に放出するため、不足状態が長期間続くと骨がスカスカになっていきます。
また、年齢と共に吸収される量も減少していくという性質があるので、健康を保つにはサプリメントを摂取するなどして、骨内に十分に蓄えを持つのが理想でしょう。
摂取する場合ですが、目安量としては成人男性が650~900mg、成人女性は600~850mgで、1日の上限量は2,300mgとなっており、長い期間に渡って上限量を超えて摂取し続けると、腎結石などのリスクが高まりますので注意が必要です。
ですから、サプリメントを選ぶ際にはパッケージなどを見て配合量を確認することが大切になります。
そして、イライラを解消するのに効果的なバランスでマグネシウムが配合されていたり、吸収を助ける働きをするビタミンDも一緒に含まれている製品を選ぶのもポイントです。
そういった中でお勧めの商品には、例えば「カルマグ」、「ホネビタK2」、「食べる海藻カルシウム」などがあります。
その他にも多くの商品が出ていますので、サプリメントを購入する場合は配合量をしっかりと確認して選びましょう。
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