多汗症と病院における治療方法について

多汗症は、汗を出す腺のうち、エクリン腺に問題がある場合に起こります。
エクリン腺という汗腺を支配する交感神経が、何らかの原因で興奮しやすい状態にあることが、大量の汗が出るきっかけを作っています。
病院では、汗が手のひらや足の裏、ワキの下といった局所に集中して発生するものの場合、1分間に1平方センチメートルあたり0.5ミリリットル以上で多汗症と診断されます。

また、これが1ミリリットル以上になると重症の扱いとなります。
重症の場合ですと、車の運転の場合のハンドル操作や携帯電話の扱いなどにも支障が出てきます。

汗を分泌するエクリン腺は全身に分布し、その数は300万から400万にも及びます。
普通の人と比べてエクリン腺が特に多いわけではないのに、局所的に、また、全身的に汗が大量に出るのが多汗症の特徴です。

また、他の病気が原因で発症する続発性のものと、純粋な症状としての原発性のものとがあります。
病院での治療にはさまざまなものがあり、適切な治療を受ければ、特殊なものでもないかぎり必ず効果が期待できるものです。

簡単なところでは、外用液として、塩化アルミニウム液を汗が大量に出る部分に塗布するという治療があります。
これは、汗の出口をアルミニウムでふさいでしまう方法です。

ただし、アルミニウムなどの金属に対しては金属アレルギーを起こす場合があるので、その場合には利用できません。
また、汗腺内で水分の通り道をブロックする通電療法や、ボツリヌス菌の毒素由来の成分を注射する方法もあります。

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カテゴリー:多汗症

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