多汗症には手術による治療とそうでない方法があります。

暑い時や緊張した時に、顔や手の平、身体から出る汗は、化粧が崩れたり、衣類が濡れたり、ベタベタと不快などの理由で嫌われがちですが、人間にとって必要なものでもあります。
汗の主な役割は体温調節で、人は一定の体温を保って生命を保つ恒温動物ですが、心臓などの身体の臓器の温度は体温とは違い、核心温と呼ばれおよそ37度に保たれています。

これに対し、皮膚表面や筋肉などの温度は外殻温と呼ばれ、身体の内外の熱を入れ替える役割を果たしています。

運動や暑さなどから体内で熱が上がった時に、身体の外へ熱を逃がす役割が働き、熱量のバランスを取ってくれ、体温をある一定に保つのですが、その一役を担っているのが汗というわけなのです。

しかし、体温調節に必要な量以上に汗の量が多くなってしまう状態があり、その状態は多汗症と呼ばれています。

この病気は、不安や緊張で汗が増える状態とは異なり、自律神経の失調により発生する病気と考えられており、単に汗の量が多いだけでは多汗症とは言いませんが、日常生活に支障をきたすケースは病気と判断されます。

多汗症を治療する方法は、大きく分けて手術をする方法と手術によらない方法とがありますが、手術をして取り除いたものは元には戻らないので、あくまで最終手段と考えた方が良いでしょう。

いずれの治療法にもメリットとデメリットがあるので、自分がどれほどの効果を得たいのか、また、どれほどのデメリットまでなら受け入れられるかをよく考え、1つのクリニックにこだわらず複数の医院でカウンセリングなどを受け、信頼できる医師を見つけ、自分に合った治療法を選ぶ事が大切です。

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カテゴリー:多汗症

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