多汗症を漢方で治す方法について
多汗症は、全身または局所的に発汗が多く、日常生活に支障をきたす症状を指します。
今日の日本では、この症状を訴える人は全人口の4%にも上ると言われ、まだ知名度の低い症状ではありますが多くの人々が悩んでいます。
多汗症の治療方法にはいくつかの種類があり、塩化アルミニウム液の塗布、ボトックス注射、イオントフォレーシスという電気治療法、ETS手術などが挙げられ、この中では手術が最新で確実な方法になりますが、できれば体に手を加えずに治せないかとお悩みの方もいらっしゃることでしょう。
体質の改善で症状が軽くなる可能性もあり、医療機関から出される内服薬もありますが、より体に負担をかけない「漢方」も存在します。
漢方は体の根本的な原因から改善していくので、自分に合ったものを選ぶことが必要不可欠です。
多汗症の症状の場合、ホルモンバランス、食生活の乱れ、精神的なストレス、遺伝性など様々な原因が考えられ、また、発汗する部位も様々なので、症状の出る部位や自分自身の体質を総合的に判断して決定されます。
精神的な緊張やストレスから発汗が増える場合は、気分を安定させる作用のある漢方が処方されますし、香辛料や脂質が多い食生活のせいで発汗が多い場合には、まずは食生活を改善し、胃腸の熱を冷ます漢方が選ばれます。
更年期などでホルモンバランスが乱れている場合は、ホルモンの安定を促したり影響を緩和させる処方がされます。
まずは医師や漢方を扱っている薬局で相談してみましょう。
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カテゴリー:多汗症