お茶に関する農薬と無農薬の違いについて

お茶の木は品種改良されて、よりおいしく感じるものほど害虫がつきやすく、かつ病気にもなりやすくなっていることから、年4回から5回程度、農薬が使用されています。
もちろん、収穫期には避けられています。

お茶につく害虫として代表的なものには、ハマキムシ、カイガラムシ、ダニなどで、ハマキムシは、葉の中に卵を産んで、ふ化した幼虫が茶葉を食い荒らしてしまい、カイガラムシは、枝の樹液を吸い、ダニは葉茎枝につきます。

茶葉の病気としては、茶葉が褐色に変化する炭そ病や、葉が白くふくれるもち病などがあります。
農薬がなければ、茶葉農家は安定した茶葉の供給が出来なくなってしまいます。

散布された後の農薬は、日光による光分解、酸素と水による化学反応分解、風雨による流出、作物の代謝分解などで、その多くは消失します。

しかし、程度の差こそあれ農薬は残留してしまいますが、食品衛生法による残留基準、農薬取締法による農薬登録保留基準に基づき、安全性の確保はされています。

他方、無農薬で栽培された茶は、病虫害に強い品種のものを使い、かつ、風通しのよい立地で栽培されます。

無農薬栽培のために様々な工夫が行われているものの、やはり収量には限界が出てきますので、どうしてもコストが高くなります。
農薬を使用した一般的なお茶に比べて割高なのは仕方ないことです。

農林水産省が出している有機農産物等特別表示ガイドラインの中の緑茶の表示基準には、無農薬および有機栽培に関する厳格な基準が載せられています。

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カテゴリー:お茶

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