漢方薬としてのお茶の効能について
中国茶の烏龍茶は日本国内のメーカーでも沢山の種類が販売されていて、食後に特に人気の中国茶の一種です。
日本茶、紅茶、ハーブ茶など、世界には数々のお茶があり、普段から親しまれる飲み物として飲用されていますが、古い昔は漢方の一種として使われてきました。
中国古代の漢方薬の事が書かれている薬物専門書では、効果効能や解毒作用が記載されています。
お茶はのどを潤すとともに匂いを楽しみ、薬としての作用もあり優れた飲み物です。
中でも菊花は漢方茶として良く利用されていて、眼精疲労の改善や眼病予防など、目のトラブル全般に作用します。
目のかすみ、視力低下、疲れ目、充血、ドライアイ、目のかゆみにも高い効果が期待できます。
菊花はビタミンAが多く含まれるので、PCなどの作業で目が疲れている現代人には菊花茶を積極的にお勧めしたいです。
菊花茶の効能は、それ以外にも鎮痛効果、解熱作用、解毒作用、血圧低下、咽喉炎の抑制、風邪の諸症状の緩和と、数々の効果を発揮します。
急須にお湯を300cc程度入れ、貢菊花か抗菊花を7から10個程度入れて少しおいてから飲みます。
乾燥したものをミキサーにかけ、粉末状にしてからティーバックの中に入れても良いです。
元々中国では、目の病気は肝臓や腎臓の不具合によるものという考え方があり、菊花は肝臓を良くする効果もあります。
苦みが出る場合がありますが、他のお茶とブレンドすることで飲みやすくなります。
副作用が無いのも魅力ですから、上手に活用する事をお勧めします。
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カテゴリー:お茶