台北でお茶を飲むなら茶芸館へ行こう
台湾と言えば中国茶が有名で、その中でも人気がある鉄観音茶の産地は台北にある木柵という所にあります。
台北には茶の生産地だけでなく、中国茶を飲むお店も数多く存在しています。
茶の専門店は「茶芸館」と呼ばれていて、中国茶とお茶請けを楽しむ事が出来ます。
茶芸館で飲む台湾茶は、工夫茶と呼ばれるスタイルで出されます。
工夫茶とは、茶壷(急須)と茶海(ピッチャー)で淹れ、聞香杯と呼ばれている細長いカップを使って茶葉の香りを楽しみ、茶杯で飲みます。
大体、店員さんが最初の一杯目を淹れるかどうか訊いてくれるので、淹れてもらいましょう。
茶葉により、湯通しの仕方や茶葉の蒸らし時間が違うので初心者はやってもらうのがベストで、茶芸館でお勧めなのが、静かにお茶を楽しみたい方向けの紫藤廬(ズートンルー)です。
かつて文化人のサロンとして使われた邸宅を改装した建物が使われており、店にある藤棚は台北市の古跡に指定されました。
茶葉はオーナーが季節ごとに厳選しており、青石流泉、紫藤など茶葉ごとに独自の名前が付けられています。
ここは1人1品ずつ茶葉を注文するスタイルで、他では見られない珍しい茶器や茶道具の販売もしているので、お土産にも最適です。
次は、建物が美しい茶芸館の逸馨園書香茶坊(イーシンユェンシューシャンチャーファン)で、約600坪の敷地に立つ中国の伝統的な建築は、中庭に大きな池があり、周囲は回廊で囲まれています。
店のお勧めは翠玉烏龍茶で、ジャスミンの香りと爽やかな風味が魅力的で、また、お店の手作り鳳梨酥(パイナップルケーキ)は素朴で優しい味が人気です。
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カテゴリー:お茶