頭皮湿疹を伴う皮膚炎について

フケや頭皮湿疹はポピュラーな頭皮トラブルのひとつですが、放って置くと脱毛症状を誘発する場合も多々あります。
私達の皮膚には、肉眼では見えない菌が沢山住み着いており、これらは常在菌と呼ばれています。
菌と言うと汚ならしいイメージを持ちますが、通常これらは皮膚に悪影響はなく、バランスの取れた状態で存在していれば、病原菌の侵入を防いだり皮膚の健康を保つ役目を果たしています。

しかし、睡眠不足やストレス、食生活やホルモンバランスによる乱れなどにより皮脂が過剰に分泌されると、常在菌が異常に増殖する事があります。

増殖した菌は皮脂の主成分であるトリグリセリドを分解し、その過程で遊離脂肪酸を作り出します。
そのため、菌が増殖すると遊離脂肪酸も過剰に発生し、それが皮膚に刺激を与えて皮膚トラブルを招き、脂漏性皮膚炎となるのです。

脂漏性皮膚炎になってしまうと頭皮と髪の付け根辺りにフケが生じてしまい、湿疹や赤い斑点が広がる他に、鼻の脇が赤くなって皮膚がポロポロと剥ける症状が現れます。

また、耳の後ろや脇の下、太ももの付け根の様な汗や摩擦の多い部分に湿疹や皮膚炎の症状が出て、痒みを伴う場合もあります。
年代で見ると乳幼児期に多く見られる他、思春期以降の成人でも発症しやすいとされています。

生後2~4週頃の乳幼児は髪の生え際や眉毛、おでこに黄色いかさぶたの様なものが現れ、皮膚が赤くなって剥がれますが、多くは生後8~12か月で治ります。

成人のケースはフケの症状が出るのが特徴で慢性化しやすく、治っても再発する事が多いとされています。
いくら頭を洗ってもフケが多く出ると言う人は脂漏性皮膚炎の可能性があるので、医療機関での受診をお勧めします。

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カテゴリー:頭皮

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