うつ病のチェックは断定できるものではありません。
インターネットで、うつ病チェックというキーワードで検索すると、簡単に診断することができます。
サイト別にいろいろなチェック方法が紹介されており、イエスかノーかの2択での診断方法が多いです。
それにより診断結果が出ると、うつの度合いがパーセンテージで評価されたり、5段階で評価されたりします。
しかしこれは、必ずしも正しい評価だとは言えません。
例えば、「あなたは毎日が憂鬱ですか」という質問に対して、細かい選択肢でなく2択の場合、イエスかノーのどちらかを選ばなければならないため、気落ちしている時もあればそうでない時もあるというような答え方ができず、かなり大まかな答えとなってしまいます。
なかには質問の内容が複雑な場合もあり、「ケーキ屋さんに行ったが食べたいケーキ売り切れて無かった場合にあなたはどうしますか」などの質問をする診断もありますが、これは、脳科学や心理学でうつ病の人でなくても、学者が心を読み取る方法のひとつです。
複数のサイトで試すと、結果に大きな違いが出る場合があります。
うつになる人は必ず、その原因があります。
大切な人との別れや仕事上の問題、お金の問題、人間関係など様々です。
それが解決しない事には治りません。
その問題に対して、親身になって相談できる人がいたり、サポートしてくれる人がいれば、現状を回復する事ができて問題を乗り越えられるでしょう。
うつになりやすい人は、何でも抱え込んでしまう人が多い傾向があります。
やって出来なければ仕方ない、またやればいい、という諦めや、吹っ切るという事も大切です。
まずは、セルフチェックのみで診断して、うつ病だと思い込むのは止めましょう。
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