非定型うつ病は、今急増しているうつ病の中でも新型うつ病と呼ばれるもの

うつといえば、生きる意欲や力が枯渇し、悲観的な思考傾向を示して堂々巡りの考え方に陥り、極度の不安や焦燥感などにさいなまれ、気分が落ち込んだまま、日常生活にも大きな支障をきたすのが通常です。
しかし、以前からこれらの典型的な症状を示さないうつが存在することが知られており、非定型うつ病と呼ばれていました。

これが今急増しているうつ病の中で、新型うつ病と呼ばれるものです。
その特徴は、通常のうつであれば良いことにも反応を示さないのと異なり、良いことには反応を示すなど周囲の状況に左右される傾向があります。

また、通常例で見られる不眠や食欲不振とは反対に、過眠過食傾向を示します。
さらには、会社に出社はできない反面、趣味や友人との会合などにはむしろ積極的ともいえるほどの参加傾向を示すようです。

そして最後に、抗うつ薬を投与してもなかなか改善に至らないという少し手ごわい一面も持っています。

この治療には日本では承認されていない薬が有効との報告があるようですが、承認を得ていないという現状からするとその有効性に疑問符がついているのかもしれません。

精神科の医師の参加する学会などが策定したうつに対する投薬や治療の指針からも新型うつは除かれていることにかんがみても、その治療方法を現在各国で模索している最中かと思われます。

新型うつは、うつの中でかなりのパーセンテージを占めているとの報告もあり、発症頻度が低くはないのでその治療方法のさらなる研究発展が待たれます。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

カテゴリー:うつ病

このページの先頭へ