うつは脳の風邪といっても良いでしょう
現代人は日々、強いストレスに晒されています。
そのストレスのせいで、うつ病を発症する人が年々増加傾向にあり、関心が集まっています。
今までの考え方は、本人の弱さからくる病だという間違った見解が広く出回っていました。
しかし、今やその考えは古く、改めるべき見解となっています。
それでは、うつ病は何故、発症するのかということですが、この病気のカギは頭にあります。
良く例えられるのが、脳が風邪を引いたという表現がありますが、そう捉えて良いでしょう。
人の頭は、過剰にストレスを受けると誤作動を起こします。
例えば、落ち込んでいる状態から復活させる物質が、ストレスにより出なくなるという誤作動が起きて、過剰に守りに入ってしまうのです。
本来ならば、この現象は誰にでも起こり、失恋をした時に一時的に落ち込むなどが、脳の風邪だと例えられるわけです。
しかし、この病気の場合、一時的ではなくずっと誤作動を起こし続ける点が異なります。
よって、ずっと憂鬱でやる気は皆無状態、塞ぎ込んだままになってしまうのです。
風邪を引くと、のどに出る人、鼻に出る人など個人差がありますが、それと同じで、引き金は一緒なのに、この病気として出るか出ないかは個人差があります。
決して、本人の心の弱さと関係があるわけではありません。
治療をする際にも、物質が出るように促すような薬が使われたりします。
心の治療でもあり、脳の治療でもありますから、心が弱いという偏見は今日で終わりにしましょう。
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