認知療法はうつの特効薬ではありませんがその効果が注目されています。

うつ病の治療には、薬物療法、心理療法、社会療法の3つの治療法を組み合わせて行われます。
これらの中で、最近世界的に注目されているのが認知療法です。
この治療法は、患者の今までの生活環境や、成長過程で体得した、物事の認知に対する歪みや偏った認知傾向を、自分自身で捉えなおして、認知傾向とその者の性格の修正を図るものです。

あるものに対する感情や見方が、その人が置かれている環境ごとに、または同じ環境におかれている場合でも、人ごとに異なるということを受け入れるということから始まります。

そして、その人が感じるあるものに対する感情や見方が、完璧に正確なものではないということを改めて認識し、他の人が言うような他の捉え方があることを受け入れることができるように、考え方と捉え方を修正していきます。

これらを、頭だけではなく、ノートなどを利用して記録していくことで、物事の捉え方の傾向や、うつや気分の落ち込みに陥りやすい状況などを把握していきます。

記録することで捉え方の傾向が判明すれば、そこから認知の歪みを探り出すことや、別の考え方をすれば良い状況が明確になります。
また、落ち込みなどに陥りやすい状況が判明すれば、事前にその状況を回避することや準備すること、対処方法などを建てられることにもなります。

このように、認知療法は、うつに対して即効性があるものではありませんが、記録を繰り返すことなどの積み重ねにより、自分自身を見つめなおすことが出来る治療法なのです。

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カテゴリー:うつ病

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