うつによる解雇は不当になります
まず、今時うつで解雇するような企業がまだあるのでしょうか。
その原因の多くは、職場での過労や人間関係です。
だとしたら、職場に問題があるわけであり、それでクビになるとすればそれは不当で、そもそも解雇理由にはならないので、もっとメンタルヘルスを勉強した方が良いでしょう。
最近の企業はメンタルヘルスに対して積極的であり、セミナーや講習に社員を参加させたり、また上司の為のセミナーもあり、たくさんの方が参加しています。
こういった変化は素晴らしいことです。
うつは、なかなか万人にはまだ理解されない部分が多いのは事実ですが、元気が無くなったり、仕事の能率が下がったり、会社を休みがちになったり、周りが気づくきっかけは必ずあります。
昔は単なる怠け病で終わらされたうつ病ですが、これは立派な精神疾患であり、休養と通院が必要で、職場復帰も慎重に行わなければならないデリケートな問題なのです。
雇われる側としては、クビにされるのではないかという恐れから、無理をしてしまい休息が充分に取れず、さらに症状が重くなってしまう可能性もあります。
やはり、そうならないためには、周りが気づいてあげることです。
同じ職場の人間ならちょっとした変化にも気付くはずですから、最初は簡単な声かけをしてみましょう。
そして、自分の事を気にかけてくれる人がいると思うだけでも、かなり違いが出ます。
職場の同僚が不当な解雇を受けることにならないように、職場の仲間が力になることです。
この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています
- 傷害保険は事故の際に頼りになります
- うつになった原因との因果関係がハッキリすれば、労災が認められる可能性が出てきています
- うつには3つの治療方法があります。
- 新型うつ病は、従来型のうつとは180度性質の異なるものです
- 使用者は労働基準法と関連した法律に基づいて、健康診断を受けさせる義務があります
- ストレスによるうつ病になりやすいタイプ
- うつ病が原因である不眠症の克服
カテゴリー:うつ病