ストレスによるうつ病になりやすいタイプ
うつ病を患う人は年々多くなってきています。
その原因には色々な説がありますが、実際には未だ原因がはっきりしていません。
しかし、脳内の神経伝達物質の働きが鈍くなることに加え、体の病気や環境の変化などの要因が重なって発病するとの考えが有力です。
体の病気とは、慢性的な疲労や脳血管障害、感染症や甲状腺機能の異常の他、月経前や出産後、更年期などのホルモンバランスの変化などで、環境面では、家族や親しい人の死亡、仕事や財産の喪失、人間関係のトラブルや家庭内不和、妊娠や引っ越しなどの環境の変化などがストレスに関係しています。
ストレスによるうつ病になりやすいタイプの特徴として、真面目で几帳面、責任感が強く完璧主義で何事にも一生懸命に取り組む人や、人当たりが良く頼まれると断れない人、自分さえ我慢すれば良いと考えてしまう人などが挙げられます。
このタイプの人は、期待に応えるために許容範囲を超えた頑張りをしてしまい、それがストレスとなって心の奥深くに溜まる為、心身のバランスを崩してしまいがちな傾向があります。
人間が健康な状態で生きていく為には合理的な考え方が必要で、自分の仕事が忙しい時も新しい仕事を断れなかったり、限界を超えることにやりがいを感じたりするのは逆効果で、自分の中での優先順位を設けるのが大切になります。
しかし、持ち合わせた性格を自分で変えるのは難しいので、うつの症状が悪化する前に医師に相談して治療を受ける勇気を持ちましょう。
医師の診療を受ければ薬が処方されるだけでなく、心のあり方のアドバイスも受けられるので、解決策が見つかります。
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