普段の食事や整形外科での治療でワキガを改善する
ワキガの体質とされる日本人の割合は、約10%と言われています。
10人に1人がその体質だと考えると、誰にも言えず悩んでいる方も多いことでしょう。
においの原因となる汗には、2種類の汗腺があります。
1種類目の汗腺から出る汗は水分と塩分でできており、透明でさらっとしています。
この汗は無臭ですが、皮脂を取り込むと汗臭くなります。
もう1種類はワキガの原因となる汗腺で、脂肪や鉄分、色素やアンモニアなどでできており、乳白色で粘り気があります。
時間が経つと、服に黄色い汗じみがつくケースもみられます。
この汗も無臭ですが、皮膚にある常在菌と反応することで、独特のにおいになります。
この汗腺は、ワキや耳の下など、身体の一部分に集中して存在しています。
汗腺を完全に除去するには、整形外科や美容外科での治療が必要です。
数センチほどメスでわきを切開し、汗腺を目視で取り除く手術法は保険適用されています。
しわの治療で用いられる注射も、半年から1年程度効果を発揮します。
他にも、レーザーやマイクロ波をあてる治療などがありますが、食事で体質改善することも可能です。
動物性脂肪を多く摂ると、汗腺を大きく太くしたり、においが強くなったりします。
また、たんぱく質の摂り過ぎは、汗を多く出させる原因となります。
カルシウムやナトリウムなど、ミネラル分を多く含んだ食品を摂るように心がけましょう。
加齢臭対策にも使われる石けんで体を清潔にして、入浴後や外出前にデオドラント製品を使うことでもにおいを抑えられます。
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