すそワキガとはどのよう症状か
「すそワキガ」はあまり聞く事が無い言葉ですが、ワキガと同じ病気の1種です。
ワキガが主に腋の下から発せられる臭いなのに対し、デリケートゾーン(陰部)から発せられる臭いをすそワキガと言います。
ワキガと同じで、アポクリン腺からの分泌液が関わっています。
ワキガの臭いはネギ等の臭いと似ていると言われていますが、すそワキガの場合は蒸れやすい部分である事と、排泄器官との関係もあって発酵食品の様な臭いと言われています。
この臭いの原因は何かというと、やはりアポクリン腺からの分泌物です。
下着が黄色く色が付くという特徴があり、おりものと勘違いする女性もいますが、それはアポクリン腺からの分泌物のせいです。
しかし、おりもの自体にも色がある場合もあるので、下着に色が付いたからといって必ずすそワキガであるという事ではありません。
それとは別に、デスクワークが多いとか体毛が濃い、汗かき等の生活環境や体質も深く関わっています。
治療法としては、絶縁体を毛穴に刺して電気の熱で汗腺を破壊する電気凝固法や、ミラドライというマイクロウエーブを照射して汗腺を破壊してしまうという治療法等が行われています。
自分ではなかなか気付きにくい体臭ですが、とにかく清潔を保つことが最も大切です。
その他にも、汗をかいたら拭き取るように心がけたり、下着をこまめに取り換えるなどの方法も有効的です。
デリケートゾーン専用の石鹸も販売していますので、使用してみるのも良いかもしれません。
フェロモンの役割を果たしているのではという説もあるそうですが、気になる方は様々な対策をしてみてはいかがでしょうか。
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